人口爆発、複利計算、放射性崩壊 ── これらに共通する数学的構造が指数関数です。
底 $a$ の値によってグラフの形がどう変わるのか、なぜ指数関数は「急激に増加(または減少)する」のか。グラフの形を丸暗記するのではなく、その理由を理解しましょう。
$a > 0$、$a \neq 1$ のとき、$x$ を実数全体で動かして定まる関数
$$y = a^x$$
を $a$ を底(てい)とする指数関数といいます。
なぜ $a > 0$ かつ $a \neq 1$ という条件がつくのでしょうか。$a \leq 0$ だと、例えば $(-2)^{1/2} = \sqrt{-2}$ のように実数の範囲で値が定まらない場合が出てきます。また $a = 1$ だと $y = 1^x = 1$ となって、ただの定数関数になってしまい、指数関数としての意味がなくなるからです。
$y = a^x$ の本質は、$x$ が1増えるたびに $y$ の値が $a$ 倍になることです。
例えば $y = 2^x$ なら、$x$ が1増えるごとに値が2倍。$x = 0$ で $y = 1$、$x = 1$ で $y = 2$、$x = 2$ で $y = 4$、$x = 3$ で $y = 8$ ...
これが「加法的な増加」(1次関数)との決定的な違いです。1次関数は「一定量を足す」、指数関数は「一定の割合をかける」。かけ算の繰り返しだからこそ、爆発的な増加が生まれるのです。
指数関数は「倍々で増える」現象のモデルです。たとえば、
これらはすべて $y = a^x$ の形で表現できます。自然科学や社会科学の至るところに指数関数は登場するのです。
✗ 誤:$y = 1^x$ も指数関数である
○ 正:$1^x = 1$(定数)なので指数関数に含めない
また、$a < 0$ の場合、例えば $a = -2$ とすると $(-2)^{1/2} = \sqrt{-2}$ が実数にならず、$x$ が実数全体を動くときに値が定まりません。$a = 0$ なら $0^x = 0$($x > 0$)で、こちらもただの定数です。
指数関数の研究は、17世紀の対数の発明(ネイピア)と密接に結びついています。複利計算で「1年に $n$ 回利息がつくとき、$n \to \infty$ にするとどうなるか?」を考えると、底が自然対数の底 $e \approx 2.71828...$ になります。
$$\lim_{n \to \infty}\left(1 + \frac{1}{n}\right)^n = e$$
大学の微積分では $y = e^x$ が最も重要な指数関数として登場します。「微分しても自分自身」という驚くべき性質 $(e^x)' = e^x$ をもつのは $e$ を底にしたときだけです。
最も基本的な例として $y = 2^x$ を考えましょう。$x$ にいくつかの値を代入して、座標を求めます。
| $x$ | $-3$ | $-2$ | $-1$ | $0$ | $1$ | $2$ | $3$ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| $y = 2^x$ | $\frac{1}{8}$ | $\frac{1}{4}$ | $\frac{1}{2}$ | $1$ | $2$ | $4$ | $8$ |
この表から読み取れることは、$x$ が正の方向に進むと $y$ が急激に大きくなり、$x$ が負の方向に進むと $y$ は0に近づく(しかし決して0にはならない)ということです。
グラフは点 $(0, 1)$ を通る右上がりの滑らかな曲線になります。$x$ 軸(直線 $y = 0$)は漸近線です。グラフは $x$ 軸に限りなく近づきますが、決して接しません。
底を3に変えると、$x$ が1増えるたびに $y$ は3倍になるため、$y = 2^x$ よりもさらに急激に増加します。同様に $y = 10^x$ ならさらに急激です。
底 $a$ が大きいほど、$x > 0$ の領域でグラフは急な上り坂になり、$x < 0$ の領域ではより速く $x$ 軸に近づきます。しかし、どのグラフも必ず点 $(0, 1)$ を通ります。これは $a^0 = 1$($a \neq 0$)だからです。
$a > 1$ のとき、$a$ をかけるたびに値は大きくなります。つまり $x$ が増えれば $y = a^x$ も増えます。
数学的には:$x_1 < x_2$ のとき $a^{x_2} = a^{x_1} \cdot a^{x_2 - x_1}$ で、$a^{x_2 - x_1} > 1$($a > 1$、$x_2 - x_1 > 0$ より)なので $a^{x_2} > a^{x_1}$ です。
つまり、$a > 1$ の指数関数は単調増加関数です。
✗ 誤:$x$ を十分小さくすれば $2^x = 0$ になる
○ 正:$2^x > 0$ は常に成り立つ。どんなに $x$ を小さくしても $y$ は正であり、0にはならない
例えば $2^{-10} = \frac{1}{1024} \approx 0.001$ ですが、0ではありません。$x \to -\infty$ のとき $2^x \to 0$ ですが、$2^x = 0$ となる $x$ は存在しません。これが「$x$ 軸は漸近線」の意味です。
$y = 2^x$ と $y = x^{10}$ を比べると、$x$ が小さいうちは $x^{10}$ の方が大きいですが、$x$ が十分大きくなると必ず $2^x$ が $x^{10}$ を追い越します。
実は、どんな多項式 $x^n$ に対しても、$x \to \infty$ で $a^x$($a > 1$)は $x^n$ を必ず追い越します。大学の解析学では「$\lim_{x \to \infty} \frac{x^n}{a^x} = 0$」として証明されます。指数関数は多項式よりも本質的に「速い」増加なのです。
底が1より小さい場合を見てみましょう。$y = \left(\frac{1}{2}\right)^x$ の値を計算します。
| $x$ | $-3$ | $-2$ | $-1$ | $0$ | $1$ | $2$ | $3$ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| $y = \left(\frac{1}{2}\right)^x$ | $8$ | $4$ | $2$ | $1$ | $\frac{1}{2}$ | $\frac{1}{4}$ | $\frac{1}{8}$ |
今度は $x$ が増えると $y$ が減少しています。グラフは右下がりの曲線で、点 $(0, 1)$ を通り、$x$ 軸が漸近線であることは $a > 1$ の場合と同じです。
実は $\left(\frac{1}{2}\right)^x = (2^{-1})^x = 2^{-x}$ です。つまり、$y = \left(\frac{1}{2}\right)^x$ のグラフは $y = 2^x$ のグラフを$y$ 軸に関して対称移動したものです。
一般に、$y = a^x$ と $y = \left(\frac{1}{a}\right)^x = a^{-x}$ のグラフは $y$ 軸に関して対称です。これは $x$ を $-x$ に置き換える操作がグラフの $y$ 軸対称に対応するからです。
$0 < a < 1$ のとき、$a$ をかけるたびに値は小さくなります。例えば $a = \frac{1}{2}$ なら、かけるたびに半分になる。
数学的には:$x_1 < x_2$ のとき、$a^{x_2 - x_1} < 1$($0 < a < 1$、$x_2 - x_1 > 0$ より)なので $a^{x_2} < a^{x_1}$ です。
つまり、$0 < a < 1$ の指数関数は単調減少関数です。放射性崩壊(半減期)はまさにこの $0 < a < 1$ の指数関数で記述されます。
| 底 $a$ の範囲 | グラフの形 | 増減 | $x \to \infty$ のとき | $x \to -\infty$ のとき |
|---|---|---|---|---|
| $a > 1$ | 右上がり | 単調増加 | $y \to \infty$ | $y \to 0$ |
| $0 < a < 1$ | 右下がり | 単調減少 | $y \to 0$ | $y \to \infty$ |
「底が $\frac{1}{2}$ だから $y = 2^x$ と同じで右上がり」と勘違いする人がいます。
✗ 誤:$y = \left(\frac{1}{2}\right)^x$ は右上がり
○ 正:$\frac{1}{2} < 1$ なので右下がり(単調減少)
ポイントは底 $a$ が1より大きいか小さいかだけで増減が決まるということです。底が分数でも、$a > 1$ か $0 < a < 1$ かを必ず確認しましょう。
指数関数 $y = a^x$($a > 0$、$a \neq 1$)の性質を整理しましょう。グラフを見れば当然のことばかりですが、入試では正確に使い分ける必要があります。
【性質1】定義域と値域
定義域:すべての実数 値域:$y > 0$(正の数全体)
【性質2】必ず通る定点
点 $(0, 1)$ を必ず通る($a^0 = 1$ より)
【性質3】漸近線
$x$ 軸(直線 $y = 0$)が漸近線
【性質4】単射性(1対1対応)
$$a^p = a^q \iff p = q$$
【性質5】大小関係
$a > 1$ のとき:$a^p < a^q \iff p < q$(大小が保存される)
$0 < a < 1$ のとき:$a^p < a^q \iff p > q$(大小が逆転する)
性質4($a^p = a^q \Rightarrow p = q$)は、指数関数が単調関数であることから従います。単調増加($a > 1$)でも単調減少($0 < a < 1$)でも、異なる $x$ に対して異なる $y$ が対応するため、$y$ の値が等しければ $x$ も等しいのです。
$a > 1$、$p < q$ とします。$q - p > 0$ なので $a^{q-p} > 1$ です。
$$a^q = a^p \cdot a^{q-p} > a^p \cdot 1 = a^p$$
よって $a^p < a^q$ が成り立ちます。逆も同様に示せます。
$0 < a < 1$ の場合は、$a^{q-p} < 1$ となるため、大小関係が逆転します。
指数不等式 $a^{f(x)} < a^{g(x)}$ を解くとき、底 $a$ の値によって不等号の向きが変わります。
✗ 誤:$\left(\frac{1}{3}\right)^x < \left(\frac{1}{3}\right)^2$ から $x < 2$
○ 正:底 $\frac{1}{3} < 1$ なので不等号が逆転し、$x > 2$
底が1より大きいか小さいかを毎回必ず確認する習慣をつけましょう。これは対数不等式でも同様に重要です。
指数関数の性質を使えば、指数方程式・不等式を代数的に解くことができます。基本方針は底をそろえることです。
例えば $4^x = 8$ を解くには、$4 = 2^2$、$8 = 2^3$ と共通の底2で表します。
$$(2^2)^x = 2^3 \implies 2^{2x} = 2^3 \implies 2x = 3 \implies x = \frac{3}{2}$$
これは性質4($a^p = a^q \iff p = q$)を用いています。
「底をそろえて、指数だけの問題にする」── これが基本戦略です。
$a^{f(x)} = a^{g(x)}$ なら $f(x) = g(x)$(性質4)
$a^{f(x)} < a^{g(x)}$ なら、$a > 1$ のとき $f(x) < g(x)$、$0 < a < 1$ のとき $f(x) > g(x)$(性質5)
底がそろえられないときは、$t = a^x > 0$ と置換して $t$ の方程式に帰着させます。
大学の集合論では、性質4の「$a^p = a^q \Rightarrow p = q$」を単射(injective)といいます。指数関数は $\mathbb{R} \to (0, \infty)$ への全単射(bijection)であり、これが逆関数(対数関数)の存在を保証します。
$y = a^x$ の逆関数が $x = \log_a y$、すなわち対数関数 $y = \log_a x$ です。指数と対数が「裏表の関係」であることは、この全単射性に基づいています。
$y = a^x$ のグラフに対して、2次関数のときと同様に平行移動・対称移動を考えることができます。
平行移動
$x$ 軸方向に $p$、$y$ 軸方向に $q$ だけ平行移動:$y = a^{x-p} + q$
対称移動
$x$ 軸に関して対称移動:$y = -a^x$
$y$ 軸に関して対称移動:$y = a^{-x}$
原点に関して対称移動:$y = -a^{-x}$
これは $y = 2^x$ のグラフを $x$ 軸方向に $1$、$y$ 軸方向に $3$ だけ平行移動したものです。
このように、平行移動では漸近線も同時に移動することを忘れないようにしましょう。
$y = 9 \cdot 3^x = 3^2 \cdot 3^x = 3^{x+2}$ と変形できます。これは $y = 3^x$ のグラフを $x$ 軸方向に $-2$ だけ平行移動したものです。
逆に $y = 3^{x+2}$ と書くと「左に2移動」であり、$y = 9 \cdot 3^x$ と書くと「$y$ 方向に9倍(定数倍)」です。同じグラフを2通りの解釈で見ることができます。
$y = 2^x + 3$ の漸近線を $y = 0$ のままにするミスが多発します。
✗ 誤:$y = 2^x + 3$ の漸近線は $y = 0$
○ 正:$y = 2^x + 3$ の漸近線は $y = 3$
$2^x > 0$ なので $2^x + 3 > 3$ です。$x \to -\infty$ のとき $2^x \to 0$ なので $y \to 3$。よって漸近線は $y = 3$ です。平行移動では漸近線も同じだけ移動します。
$y = a^{-x} = \left(\frac{1}{a}\right)^x$ です。したがって、
底が逆数の関係にある2つの指数関数のグラフは、必ず $y$ 軸に関して対称です。
$y = a^x$ のグラフと $y = \log_a x$ のグラフは、直線 $y = x$ に関して対称です。これは $y = a^x$ と $y = \log_a x$ が互いに逆関数の関係にあるからです。
大学の関数論では「逆関数のグラフは $y = x$ 対称」という一般的な定理として扱われます。指数関数と対数関数のグラフの対称性は、その一例にすぎません。
Q1. 指数関数 $y = 5^x$ について、定義域と値域を答えよ。また、必ず通る定点の座標を答えよ。
Q2. 次の指数関数のうち、単調増加するものをすべて選べ。$y = 3^x$、$y = \left(\frac{2}{3}\right)^x$、$y = \left(\frac{5}{2}\right)^x$、$y = 0.4^x$
Q3. $\left(\frac{1}{3}\right)^x < \left(\frac{1}{3}\right)^2$ を解け。
Q4. $y = 2^x$ のグラフと $y = 2^{-x}$ のグラフの関係を述べよ。
Q5. $y = 3^{x-2} + 1$ のグラフの漸近線の方程式を答えよ。
次の関数のグラフについて、通る定点の座標、漸近線の方程式、増減(単調増加か単調減少か)をそれぞれ答えよ。
(1) $y = 4^x$
(2) $y = \left(\frac{1}{5}\right)^x$
(3) $y = 2^{x+1}$
(4) $y = 3^x - 2$
(1) 定点 $(0, 1)$、漸近線 $y = 0$、単調増加(底 $4 > 1$)
(2) 定点 $(0, 1)$、漸近線 $y = 0$、単調減少(底 $\frac{1}{5} < 1$)
(3) $y = 2^{x+1} = 2 \cdot 2^x$ で、$x = 0$ のとき $y = 2^1 = 2$ なので定点 $(0, 2)$。別の見方:$y = 2^x$ を $x$ 軸方向に $-1$ 平行移動したものなので、元の定点 $(0,1)$ が $(-1, 1)$ に移動。漸近線 $y = 0$、単調増加。
(4) $x = 0$ のとき $y = 3^0 - 2 = -1$ なので定点 $(0, -1)$。漸近線は $y = 0$ を $y$ 軸方向に $-2$ 移動して $y = -2$。単調増加(底 $3 > 1$)。
次の方程式・不等式を解け。
(1) $4^x - 6 \cdot 2^x + 8 = 0$
(2) $9^x - 4 \cdot 3^x + 3 \leq 0$
(1) $4^x = (2^2)^x = (2^x)^2$ なので、$t = 2^x$($t > 0$)とおくと、
$$t^2 - 6t + 8 = 0$$
$$(t - 2)(t - 4) = 0$$
$t = 2$ または $t = 4$。いずれも $t > 0$ を満たす。
$2^x = 2$ より $x = 1$、$2^x = 4 = 2^2$ より $x = 2$。
答:$x = 1, 2$
(2) $9^x = (3^x)^2$ なので、$t = 3^x$($t > 0$)とおくと、
$$t^2 - 4t + 3 \leq 0$$
$$(t - 1)(t - 3) \leq 0$$
$1 \leq t \leq 3$。$t > 0$ より、$1 \leq 3^x \leq 3$。
$3^0 \leq 3^x \leq 3^1$ で、底 $3 > 1$ より $0 \leq x \leq 1$。
答:$0 \leq x \leq 1$
$a^{2x} = (a^x)^2$ であることを利用して、$t = a^x > 0$ とおくと $t$ の2次方程式・不等式に帰着できます。おき換えたときは $t > 0$ の条件を忘れずに確認しましょう。不等式では、$t$ の範囲を $a^x$ の範囲に戻すとき、底が1より大きいか小さいかで不等号の向きを判断します。
次の数の大小を比較せよ。
(1) $2^{0.5}$, $3^{0.3}$, $1$
(2) $\left(\frac{1}{2}\right)^{-3}$, $4^{1.5}$, $8$
(1) $2^{0.5} = \sqrt{2} \approx 1.414$
$3^{0.3}$:$3^0 = 1$、$3^{0.5} = \sqrt{3} \approx 1.732$ なので $1 < 3^{0.3} < \sqrt{3}$。より精密に計算すると $3^{0.3} \approx 1.390$。
よって $1 < 3^{0.3} < 2^{0.5}$
(2) $\left(\frac{1}{2}\right)^{-3} = 2^3 = 8$
$4^{1.5} = 4^{3/2} = (2^2)^{3/2} = 2^3 = 8$
よって $\left(\frac{1}{2}\right)^{-3} = 4^{1.5} = 8$
(1)は底が異なるため、直接比較できません。共通の底にそろえるか、具体的な値を評価します。$a > 1$ のとき $a^0 = 1$ なので、指数が正なら値は1より大きくなります。(2)は指数法則を使って同じ底にそろえると、すべて $2^3 = 8$ に等しいことがわかります。
$0 \leq x \leq 3$ のとき、関数 $y = 4^x - 2^{x+1} + 5$ の最大値と最小値、およびそのときの $x$ の値を求めよ。
$4^x = (2^x)^2$、$2^{x+1} = 2 \cdot 2^x$ なので、$t = 2^x$($t > 0$)とおくと、
$$y = t^2 - 2t + 5 = (t - 1)^2 + 4$$
$0 \leq x \leq 3$ のとき、$2^0 \leq 2^x \leq 2^3$ より $1 \leq t \leq 8$。
$f(t) = (t - 1)^2 + 4$ は $t \geq 1$ の範囲で単調増加。
$t = 1$($x = 0$)のとき最小値 $f(1) = 0 + 4 = 4$
$t = 8$($x = 3$)のとき最大値 $f(8) = 49 + 4 = 53$
答:$x = 0$ のとき最小値 $4$、$x = 3$ のとき最大値 $53$
指数関数の最大・最小の定番パターンです。$t = a^x$ とおいて $t$ の2次関数に帰着させます。ここで重要なのは、$x$ の範囲を $t$ の範囲に正しく変換することです。$a > 1$ のとき $a^x$ は単調増加なので、$x$ の範囲の端点がそのまま $t$ の範囲の端点に対応します。
2次関数の頂点 $t = 1$ が定義域 $[1, 8]$ の端点にあるため、$t = 1$ で最小、$t = 8$ で最大となります。